【勉強方法】下水道第3種技術検定試験

資格試験

どうも、ヘルマンです!

今更ですが、昨年合格した下水道第3種技術検定試験の勉強方法を振り返りながらご紹介していきます。

私自身、1回不合格で2回目で合格した者です。

このブログを読んでくれている人が1発で合格できるよう、ここで発信させてもらいました。

少しでも参考になれば幸いです。

✔この記事を読んでわかること

●そもそも下水道技術検定とは?

●なぜ合格率が低いのか。

●下水道の知識がない人の勉強方法

●過去問は何年分すべき?

下水道技術検定とは?

下水道技術検定は、その名の通り下水道に関する専門知識を認定するための検定試験になります。

日本下水道事業団が毎年11月に実施し、合格すると下水道法の資格取得に必要な実務経験年数が短縮されます。

この試験の注意点

日本下水道事業団が毎年11月にこの試験を実施してますが、年1なので不合格になるとまた来年までお預けになります。

数か月に1回定期的に実施している資格試験は、1回不合格になってもその状態の知識を補いながら勉強していけばいいのですが、この試験ではそうはいきません。

次が1年後なので、また勉強し直さないといけないという精神的ダメージが何よりデカいです(経験者談)。

なぜ合格率が低いのか

「会社で取得してほしいと言われたから」「毎年何かしら資格試験を受けないとダメだから」等、半強制的な面もあってとりあえず受けるだけの人もいるからかなと。

あとは資格手当が出て給料があがるからといった方も少なくないでしょう。

そして何より問題が専門的過ぎて下水道の知識・経験がない人にとって一筋縄ではいかない点が最大の原因なのではないかと思います。

なぜ下水道の知識があると有利なのか

例えば、「普段仕事で下水道の維持管理に従事しています。」といった人はかなり有利です。

なぜなら、普段やっていることをイメージしながら問題が解けるからです。

問題に即した例を挙げるなら、反応タンクの運転管理における処理フロー。

無酸素タンクから好気タンクに入る流れ辺り。

下水道関連に従事していない私には何が何だかさっぱりでした(。´・ω・)?

幸い、高校生物Ⅱは勉強していたので基礎的な部分はわかるのですが、解いて納得するまでに「?」が続きました(;・∀・)

それが普段従事している方なら、「いつもこの場所でこれがこうだからこの流れか💡」とすぐにイメージできるんですよね。

1回見学等で施設を見たことがある人も処理フローをイメージできるだけで有利です。

だってそこをもう暗記しなくていいわけですから(笑)

ベースをイメージできると有利なのは、そういうことです。

使用した参考書・問題集

参考書と問題集は必須ですが、対策本が乏しいのが難点。

私はこれで勉強しました。

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参考書と問題集は連動してるので、併せて勉強した方がやりやすいと思います。

過去問は何年分勉強すべきか

問題集の7年分じゃ、正直足りないです。

確実に合格狙うなら10年分勉強しておいた方がいいです。

下水道の知識がない人の勉強方法

ここまで読んでいくと「下水道の知識がない私には無理だ。」となるかもしれませんが、大丈夫です。

その分勉強時間を増やしてカバーするしかありませんが、決して難攻不落というわけではないです。

参考書を読み解く

先ほど紹介した参考書で知識をインプットしていきましょう。

1回で覚えきるのは無理なので、最初は流し見でもOKです。

最後の試験問題を解いて理解も深まるので。

また、最初から全力でやるとモチベーションが継続しないので(;・∀・)

少しずつでも毎日コツコツ続けていきましょう。

起床後まっさらな朝出社前の勉強が個人的にオススメ。

過去問を解く

参考書で得た知識は、過去問を解いてアウトプットしていきましょう。

参考書1項目終えたら、問題集の該当項目を解く。

そうすることでその項目の出題傾向が見えてきます。

覚えたことの再確認なので、仕事後の夜がオススメ。

反復学習

参考書→過去問と一通り終えたら、数日後に復習を忘れず行いましょう。

私は平日と土曜午前に参考書と過去問で知識を定着させてました。

そして土曜の午後と日曜に今週やった分の復習を行ってリズムを作ってました。

各章終わりに総復習

1つ章を終えたらその章の過去問をまずは解きましょう。

この時点で何となく苦手な章が把握できると思います。

その年の過去問を一通り解く

反復学習で知識が定着したら、その年の過去問を解いてみてください。

一貫して解くことで、試験当日の時間配分も把握できるでしょうし、自分の弱点も見つかるはずです。

採点時に全問正解数を把握するとともに、各章何問解けたかも必ず確認しましょう。

計算問題は必ず点にすべし。

苦手意識で避けがちですけど、試験はそこを狙ってきます。

2023年は確か計算問題が無くて拍子抜けした記憶が。。。

そろそろガチガチの計算問題が出そうな気はするので、ここは確実に抑えたいところです。

テキストを見てもわからない問題は一旦保留。

何個かわからない問題が出てきて、ネット検索してもわからないような問題に遭遇しました。

そういう時は一旦そういうものだと割り切って次に行った方がいいです。

時には機械的に覚えることも大事。

試験当日の注意点

試験時間は3時間と長いです。

そして最後まで残らないと問題用紙を持って帰れません。

私は合格したとわかっていても最後に自己採点して安心したかったので、最後まで残りました(^^;)

解答と試験問題の発表も数日かかるので、注意です。

最後に

1年に1回しか実施されないので、落ちたら来年までお預け。

1年経つと知識もだいぶ薄れるので、再勉強もしたくない。

何とかして1発合格したい。

そういうプレッシャーからか、試験1か月前になると不安で押しつぶされそうになる人もいるかと思います。

現に私も1回落ちて、2回目のリベンジで合格した人間です。

気持ちはすごくわかります。

今頑張れば昨日の自分より合格に1歩近づく。

その積み重ねが合格に繋がります。

「過去が希望をくれる。」

私の好きな言葉です。

皆さんの勉強の一助になれば幸いです。

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